タイトルだけだとやや、分かりにくいですが、学校内の農園で生徒自身が作物などを育て、食べ物の命と向き合うことを核としつつ、他の教科(理科、数学、社会などなんでも)と関連付けながら、食を通して様々な生きた知恵を学び取っていくというようなプログラムとのことです。
今日は講師の方に概要を聞いた後、参加者みんなで地元の素材を使って昼食を作りました。石臼で煎った大豆を挽いてきなこを作る体験は、なかなか参考になりました。
お昼ご飯。滋味あふれる素材たっぷりで、本当においしゅうございました |
食べ物と向き合うことを通して、コドモタチの生きる力を培うというアプローチは自分のやりたいことにも近いので参考になりそうです。面白かったのは、参加者の1人がすでに30年前の鬼無里(戸隠だったかも)の小学校で、とうもろこしの栽培を通して、理科、数学、国語などあらゆる学問の要素を実践的に学ぶという、総合学習的な学びの経験をしていたという話でした。つまり、エディブルスクールヤードは決して新しい話ではなく、むしろこういった日本の田舎では身近にあったかもしれない、生きる力を育むための学びの方法なのでは、と。地に足をつけた生活の中から、血の通った学びを得る。もっとも大切な学びはどこにあるのか、受験勉強偏重の気が強い日本だからこそ、こどもたちが農場から学ぶ機会を増やせたらいいんじゃないかなと、あらためて思いました。注目の取り組みです
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