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2019年2月25日月曜日

地粉でタコス作り!(おやきを食べる会)


食を通じた村民交流「第11回おやきを食べる会」を、24日に小川村公民館で開催しました。今回のテーマは”地粉でタコス!”村の小中学校で英語講師として指導されているアン先生に紹介役をお願いして、みんなで地粉を練ってメキシコ料理のタコスを作りました。元々メキシコ料理のタコスですが、最近はアメリカでもポピュラーなエスニック料理になってるんですね。具材には、タコミート(スパイシーな肉ミンチ)、グアカモレ(アボカドサラダ)、ピコデガヨ(トマトと玉ねぎのライム和え)を準備、地粉で作った皮も絶妙で、美味しくいただきました。ご指導いただいたアン先生ありがとうございました。





 今回は国籍も年齢もバラバラなメンバー20数人が集まって、にぎやかに交流できました。これまで会を呼び掛けてきた筆者が、3月末で協力隊を”卒業”するため、協力隊イベントとしてはこれで終了しますが、今後も村内の交流イベントとして細く長く継続開催していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

2018年5月30日水曜日

第7回 おやきを食べる会「卯の花」&「野草(セリ、アザミ)」のおやき

held a Oyaki cooking party@ local health center

























第七回おやきを食べる会を30日開催しました。今回のテーマは「卯の花」と「野草(セリ、アザミ)」のおやき。小麦粉と大豆はパチョコ農園産、野草は我が家の畑で採ったものと、参加したみなさんが提供してくれました。






搾ったばかりのオカラで作った卯の花も良かったのですが、パンチ力があったのは野草のオヤキ!アザミもセリも個性強くて面白いですね。これぞ、季節と大地を感じるおやきの醍醐味。




即興で作ったオカラ茶と湯葉もまあまあ好評だったので、次回のだいずの楽校で使えそうです。


毎度毎度ご協力いただいている食生活改善推進協議会のみなさん、ありがとうございました!



ちなみにテレビ信州さんが取材にきていました。


11月?頃に放送されるかも。 次回のおやきを食べる会は、パン作りの予定です。


2018年5月11日金曜日

灰焼きおやき作りに挑戦!




先日、鬼無里村で「灰焼きおやき」の作り方を習う機会がありました。

「灰焼きおやき」
ご存知でしょうか?その名の通り、灰の中で焼いた(蒸した)おやきです。

おやきの村で知られるわが村・小川ですが、家庭の囲炉裏が減ったこともあり、
村に住んでいても、灰焼きおやきを食べる機会というのはほとんどありません。

それでも、村のみなさんに伺うと「やっぱりおやきは灰焼きが一番だな~」
と、懐かしがるコメントを聞いたりします。




2017年12月19日火曜日

横山タカ子さんから、たらこ入りだし巻き卵を習いました


かの著名な料理研究家、横山タカ子さんの料理教室が
小川村で開かれ、自分も参加してきました。

今回は、三度にわたるシリーズの最終回で、テーマは
「正月料理」。
肉巻きおにぎりとか、色々作ったのですが、とくに印象深いのは
たらこを中心に巻いたダシマキ卵、その名も「日出巻」!
断面を見ると、太陽のように見える目出度い料理です。

というわけで、ダシマキ卵を人生で初めて習いました。





味付けは、砂糖としょうゆのみ。化学調味料とは無縁で、
調味料がシンプルなのも横山流です。


焼く際のコツは、こまめに油をしっかり敷くことだそうです。
あとは、四角い専用のフライパンを使いなさいと。
できれば、銅がおすすめとのこと。8000円くらいするそうですが・・・

とりあえず、見よう見まねでやってみました!

出来栄えはこんな感じ。
なかなか良いのではないでしょうか。


包丁でスパッと切って、断面を見ると・・・

Oh! Sunrise!てな感じで、日出っぽい!


なかなか上手にできました。

他の料理はこんな感じ。





今後は、毎朝自分で卵焼きを焼こうと思います。
ということで、早速アマゾンで銅製のフライパンを注文してしまいました。
横山効果絶大です。
日本人らしい朝ごはん、がんばろ~


2017年3月2日木曜日

やしょうま作り体験講座 (松本博子さんに習う)



みなさん「信州やしょうまレシピ帖」という本をご存知ですか?
今年発刊され、長野県内ではベストセラーランキングにも名を連ねている
注目の一冊なのですが、なんとその著者、松本博子さんは小川村の方なのです。
しかも、パチョコが借りている畑の地主さんでもあるのです!



Amazonの紹介文には以下のような表記が

信州小川村のやしょうま名人が教える、すぐに作れる35種のレシピを収録! 「やしょうま」は、信州で昔から春になると作られている郷土食のひとつ。お釈迦様の亡くなられた日である涅槃会の2月15日、または月遅れの3月15日に仏壇にお供えする米粉で作った餅菓子のことで、ほんのりと甘くもちもちとした食感のとても素朴な食べ物です。 推薦:横山タカ子(郷土料理研究家)


写真たくさんの充実した内容で、税込わずか1080円。社交辞令抜きで、良本です。

この縁をいかさない手はない、ということで、博子さんにお願いして、村民向けの「やしょうま作り講座」の講師をお願いしました。

というわけで、松本博子名人の「やしょうま講座」はじまり、はじまり~。

時は、2月22日、ところは小川村公民館。集まったのは、村民を中心に約20人。

そもそも「やしょうま」とは何なのか?上のamazonの紹介文にもありますが、お釈迦様の亡くなった2月15日もしくは3月15日に仏壇にお供えする米粉を使った餅菓子です。着色料で色づけして(博子さんの場合は天然素材のみを使用)、目に美しい絵柄の多様さもまた魅力です。手順を追って作り方を紹介します。






まず、米粉を練って円盤状にします。
次に、できた固まりを蒸し器でふかします。










蒸した米粉のかたまりを、アツアツのまま水につけます。「びっくり水」と呼ぶそうです。





 
続いて、円盤状の米粉を集めて、力をこめてしっかり練ります。名人もかなり、力が入ります。

 
 




 滑らかになるまで、がんばりましょう!









続いて、天然の着色料を生地にねりこんでいきます。


どんなものを使っているかと言うと。。。
赤→ビーツ
黄→くちなし
緑→抹茶
といったものだそうです。
これなら、子どもに食べさせても安心ですね。


練りこんでは延ばし、練りこんでは延ばしを繰り返していくと、徐々に色が変わっていきます。魔法のようです。


さあ、ここからが核心です。
さまざまな色をつけた生地を、
絵柄になるように、うまく重ねていきます。

言うなれば、金太郎飴の要領ですね。







                          


今回作っているのは、梅の花です。

最後に、たくみな手業で成型して、形を整えていきます。
実際には目で追えないくらいの速さです。まさに職人芸!

そして、完成。




最後は、糸で切ります。この瞬間がもっとも緊張し、かつもっともワクワクする
やしょうま作りのクライマックスです。



できた!見事な梅の花。


思わず、受講生から拍手がわきました。それくらい見事な出来栄えです。






指導を受けて、参加者も挑戦です。

なかなか見事な手さばき。

形もいい感じ。

さて、出来栄えはどうでしょう?






お見事!きれいな花になりました。




こちらの参加者も大成功!うれしい瞬間です。



 あまった時間は、松本さんが名人の技を見せてくれました。
上級者はこんな複雑な模様も描けるそうです。ものすごい立体感。



そして、かわいい・・・こんなデザインも!



キャラ弁にいれたいですね。

というわけで、奥深い「やしょうま道」の入り口を垣間見ることができました。
博子さんに続く、第二、第三のやしょうま名人が小川村で生まれる日を楽しみに
したいと思います。



2017年2月16日木曜日

小川村のやしょうま名人から学ぶ講座


「やしょうま」は、お釈迦様の亡くなった215日、または一ヵ月遅れの315日に仏壇にお供えする信州の伝統的な餅菓子です。米粉と天然素材の着色料で作る「やしょうま」は、子どもにも安心な健康的なおやつでもあります。
 
このたび、小川村在住でやしょう作り歴30年の名人、松本博子さん(成就)が研究の成果をまとめた「信州やしょうレシピ帖」(しなのき書房)を出版しました。30余りのバラエティー豊かなレシピをまとめたとても素敵な一冊です。
 この機に、我ら自給自足学園でも、松本さんにやしょうま作りを学ぶ機会を設けようと、今回の講座を企画しました。残念ながら村民限定になりますが、また別の機会に村外にもオープンな講座を設定できればと思います。
 
 
「信州やしょうレシピ帖
 
価格1000円とは思えない充実した内容で、やしょうまの由来から、具体的な作り方、松本さんの書き溜めたレシピなどが、入門者にも分かりやすい形式でまとめられています。長野県内を中心に書店やスーパーで販売されているということでなので、ぜひお手に取ってみてください。