「今から、カモシカが解体されるんだけど見に来ない?」と
有害鳥獣駆除担当の職員さんに誘われました。
そこで、Noと答えるパチョコならば
小川村に移住しません(超個人的な見解ですが・・・)
ということで、有害鳥獣駆除の学びの一環として、
村内の解体センターに駆けつけました。
はじめに断っておきますが、カモシカは特別天然記念物です。
通常は、狩猟対象ではありません。(狩猟したら罰則もあります)
が、近年は個体数も増えて、行政ごとに駆除頭数が割り当てられています。
小川村は年に4頭を上限に捕獲駆除することになっています。
せっかく命をいただくのであれば、ただ殺生するのでなく
丁寧に食べて供養することも一つのありかただと、思います。
※ちなみに、最近はカモシカがかなり増えているそうで、猟友会メンバーの罠にも
かなりの頻度でかかってしまうそうです。もちろん年4頭以上は駆除できないので
そういったカモシカは、再び野に放つことになります。
兎に角、捕獲対象たる4頭のうち1頭が、本日捕獲されたということになります。
見ると、確かにカモシカ
考えるまでもなく
猟友会の大先輩たちが解体するのを自分は見学するだけ
かと思いきや、
意外な天の声が・・・
「おい、あにい(小川村では若造のことをこう言ったりします)
お前、やってみろや」
マジすか!!!?
が、若造の異論など聞く耳を持ってもらえる猟友会ではありません。
というわけで、ほぼ解体未経験(鶏以外では、シカ解体のチョロっと体験が1度)
の自分が、デビュー戦としてカモシカ解体に取り組みます。
いただいた命を粗末にしないように、丁寧に処理したいものです。
まずは、ウォームアップで、同時期につかまったシカ解体に挑戦。
初めてではなかったので、意外とフツーでした。
肉が温かくて、新鮮さがうかがえます。
そして、本番のカモシカ解体!
以降、ややインパクトのある写真が続きますので、苦手な人は
見ないでください。
ビローンと皮をむきます。
つり下げられたカモシカ。すでに食肉の雰囲気です。
後半は、下手な自分に代わって、猟友会の大先輩が
見本を見せてくれました。背ロースを一気に切り離します。
あっという間に、こんな状態に。
大先輩は「とにかく何度も練習しないとうまくならない。
やって覚えろ!」とおっしゃってました。
せっかくの命なので、適切に処理して
美味しくいただきたいものです。
解体した肉は、猟友会の仲間で大切にいただきます。
カモシカさん、ありがとう
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