2016年12月15日木曜日

野沢菜の「干葉(ひば)」づくり



漬物以外の野沢菜活用法について、日々考えを巡らせている毎日ですが、良い方法を聞きました。「ヒバ」というものです。

ヒバ、ひば、HIBA どんな漢字をあてるか分かりますか?

パソコン変換の第一項目では、「比婆」と出ましたが、違います。

飛葉でも、ましてや干婆でもありません。

正解は干葉(ひば)です。干す葉っぱ。そのまんまですが、なかなかカッコいい響きですね。葉っぱを干して乾燥させることで、長期保存できるようにする。シンプルですが、とても理にかなった方法です。







村には、智恵袋たる大先輩があちこちにいます。
いつもの通り、今回も、村のお母さんに、やり方を教えてもらいました。
先生はいつもお世話になっている、キクコさん。


「教えてください!キクコさん!」と訪ねていくと、

ワラを使って、ちょちょいと結んで、
出来上がり。その手さばきに惚れ惚れします。



村では、ワラがいろいろな道具に変化するのです。IPS細胞のようです。

これを、日当たりの良く、雨の当たらない場所に干して、あとは待つ、そうです。葉っぱが乾いて、赤茶けてきたら出来上がりとか。それで春まで使えるそうです。

要点を聞いたら、実践あるのみ!

ということで、自分の畑に戻って、野沢菜をチョッキチョキ。ワラはうちの田んぼで育ったものを使います。まさに自給自足!




ワラを結ぶのがちょっとやりづらいですが、とりあえず結べたらOKでしょう。



陽光に照らされ、光り輝く「干葉」候補生たち。カリカリッ(?)に乾いた完成品になる日を楽しみにしています。



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