2017年2月21日火曜日
だいずの楽校~冬③「豆乳とオカラのおやつで茶会」
だいずの楽校~冬の第三弾として、「豆乳とオカラのおやつで茶会」
を開催しました。紹介役は、「だいずの楽校」レシピ開発担当の中村明日香さんです。
これまでは、呉汁おぶっこ、豆腐、納豆など大豆を使った伝統的な加工料理に取り組んできましたが、今回は、大豆をスイーツ&スナック、ドリンクに活用する方法を提案させていただきました。ヘルシーな大豆を使ったお菓子やお茶は、巷のカフェでも最近は当たり前のようにメニューに載るようになってきました。小川村でも、将来的には大豆スイーツとドリンクを取り扱うカフェ的なものを展開できたらな~と個人的には思っています。
さて、本題に戻ります。大豆を使ったおやつと言っても、そのまま使う訳ではありません。一旦、「豆乳」にしてから活用するのが主流です。
というわけで、一晩水に浸した大豆をミキサーで砕き、それを鍋で15分ほど煮込みます。徐々に豆乳っぽい、大豆の香りが立ち上ってきます。
次に、煮込んだ大豆汁(生呉と言います)を濾し布でこします。下の写真のように木べらを使ったり、時には手で絞ったり(非常に熱いのでご注意!)。これで、ボウルの中に「豆乳」ができ、濾し布の中に「オカラ」が残ります。
豆乳が準備できたところで、「ブラマンジェ作り」を開始!
といっても、難しいことはなく、豆乳400mlに対し、生クリーム200ml、砂糖80g、きなこ大2、アガー10gを混ぜて、火にかけるだけです。沸騰したら弱火にし、1分ほどして火を止めます。それを茶こしで濾しながらお好みの容器に注いで、出来上がり!
あとは、冷蔵庫に入れて、待つだけ。
「オカラ」は片栗粉、じゃがいもと練り合わせて、団子状にします。味付けはマヨネーズと塩胡椒のみ。それをカラッと揚げたら、あっというまにオカラボール!
簡単だけど、サクサク、ふわふわして、おつまみに最高です。
残った豆乳は、ほうじ茶・紅茶と混ぜて、ソイティーに。
写真にはありませんが、温めた豆乳をカプチーノメーカーで泡立てて、コーヒーを注ぐと、某コーヒーショップのような「ソイラテ」にもできます。
と、いうことで、調理2時間で
大豆を存分に生かしたスイーツ&ティーができました。
あら素敵なカフェみたい!(気持ちとしては)
それは、兎も角、
豆乳ときな粉(これも自分たちで煎りました)の風味が
活きたブラマンジェは、丁度良い甘さで、茶会にぴったし。
オカラボールは、あとを引く美味しさ。
豆乳ティーはミルクティーよりさっぱりしていて飲みやすいです。
大豆のスイーツもドリンクもとても可能性を感じました。
参加したみなさんも喜んでくださったようで何よりです。
いつか、こんなおやつとドリンクが並ぶカフェが
小川村に登場したら素敵ですね。
村のお茶っこ文化に新しい風、吹かせられるよう
引き続き、大豆カフェメニューの新提案などしていきたいものです。
次回の「だいずの楽校」にもご期待ください。
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