だいずの楽校~冬の第二弾として、豆腐作り講座を実施しました。
北中信各地から12名に参加いただき、にぎやかな会となりました。
今回も前回同様、小川村の豆腐工房「豆福亭」の伊藤きみよさんに講師をお願いしました。
20時間ほど水に浸した大豆をミキサーにかけ、滑らかにします。(この状態を生呉と呼びます)
次に、湯をわかした鍋の中に、生呉をいれるのですが、一気に流し込まずに、少しずつ柄杓などにすくって、やさしく
流し込むのがポイントだそうです。勢いよく流し込むと、鍋の底に生呉が溜まってしまい、焦げやすくなるそうです。
沸騰したら、火を弱めて15分ほど煮ます。焦げ付かないように時々かきまぜます。この際、泡が吹きこぼれないように火力にご注意!(突然泡が立ち上って、ふきこぼれることがあります)
次に、煮込んだ呉汁を木綿で濾して、オカラと豆乳に分離します。
そして、いよいよ、クライマックス!
豆乳を固めます。温度計を使って、豆乳の温度をはかり、70~75℃くらいになったタイミングで、湯で溶いておいたにがりを豆乳に流し込みます。
あまり強くかき混ぜすぎずに、トロミがついてきたら、木べらで流れをとめて、すっと引き抜くのがコツだそうです。
フルフルと固まってきた豆腐の子どもたちを型枠に流し込みます。今回は木やステンレスの型枠を使いましたが、水さえしっかりと抜くことができれば、牛乳パックや豆腐の空きパックも使用できます。
フタをしたら、ペットボトルなどで重石をして、15分ほど待ちます。
そして、15分後
型枠から抜くと、豆腐が見事に固まっていました。
何度やってもこの瞬間は嬉しいものです。
参加者からも思わず「すごーい!」と歓声が上がっていました。
今回はもう一品、副産物のオカラでもちを作り、エビチリ風にしてみました。
オカラと片栗粉を練り合わせて餅をつくり、フライパンで両面を焼きあげます。
それを、合わせ調味料( ケチャップ 大6
中華だし小2、酒大2、砂糖小4、みりん小2、醤油小2
トウバンジャン 小1、おろしショウガ 小1)
とあわせて炒めると、
あら不思議、エビチリの出来上がり!
手作り豆腐と、エビチリ風オカラもち。見事完成しました!
さて、気になるお味の方は・・・
(豆腐) 「しっかり歯ごたえがあって美味しい!」(参加者Aさん)
(エビチリ)「ほんと、エビチリみたい!子どもは絶対に信じる笑」(参加者Bさん)
と、なかなか好反応でした。個人的には、昨年11月の初回よりも苦みが少なく、よりおいしい豆腐ができたような気がします。こうやってさまざまな料理を生みだせる大豆の万能性は本当にすごい。まさに食のIPS細胞、ですね。
食卓に広がる素敵な笑顔。今日もおいしいご飯ができました。
いただきま~す!
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